東北大学考古学研究室デジタルアーカイブ
東北大学考古学研究室は、1957年に東北大学文学部に考古学講座として設置されて以来、東北地方を中心とした遺跡の発掘調査、研究、教育や、資料や成果の公開など多面的な活動に従事してきた。1925年創設の東北帝国大学奥羽史料調査部の活動によるものも含め、調査によって蓄積されてきた考古資料は数十万点にのぼる。資料に加えて、考古学史・大学史としても重要な価値を持つ調査記録なども大量に所蔵している。これまでも展示などで活用される機会はあったものの、恒常的なアクセスが可能なわけではなかった。本コレクションは、東北大学考古学研究室が管理する考古資料および発掘調査中の画像等のデータを一般に公開するものである。 本コレクションの構築にあたり、東北大学大学院文学研究科考古学研究室の金彦中氏と鹿又喜隆教授と共同で作業をおこなった。また、東北アジア研究センター共同研究「東北大学考古学研究室所蔵発掘調査報告書のデジタルアーカイブ構築」の支援を受けた。